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子どもの参画―コミュニティづくりと身近な環境ケアへの参画のための理論と実際/ロジャー・ハート

子どもの参画—コミュニティづくりと身近な環境ケアへの参画のための理論と実際

子どもの参画—コミュニティづくりと身近な環境ケアへの参画のための理論と実際

  • 作者:木下 勇,南 博文,田中 治彦,ロジャー ハート
  • 出版社/メーカー:萌文社
  • 発売日:2000/10
  • メディア:単行本(ソフトカバー)



ロジャー・ハートは、ニューヨーク市立大学の発達心理学・環境心理学の教授。とくに、子どもに関する発達理論の環境デザインへの適用と子どもの環境教育を専門としている。「子どもの参画」とは、地域コミュニティづくりの中心に子どもの活動をもってこようというものです。

発達途上にある子どもの能力が、子ども特有のもので、地域の発展に重要な役割を演ずるということが前提に書かれている。直接参画することで、子どもたちは、民主主義を正しく理解でき、子どもを取り巻く物理的環境に対しても、直接マネジメントできることが、事例と共に述べられている。

最近の日本でも、市民参加型の街づくりが提唱されているが、果たしてどうなのだろう? 予めシナリオが出来上がっていて、それを参加者に演じさせている...といったことが多いのではないだろうか。最近流行のワークショップも、この範疇か? 小中学校での「生活学習」はどうなっているのだろう? 

この本は、子どもの持つ特殊性、未来を切り開いていく力を、事例を挙げながら説明してくれている。子どもを取り巻く環境の安全性が問われている今日、子どもたちが特殊な能力を発揮しながら地域を再構成していく姿は、これからの日本の社会に勇気を与えてくれるはずだ。

目からウロコの1冊。

教育者、都市計画家、まちづくり関係者、環境に携わる人といった専門家だけでなく、全ての人が一度は目を通すと、きっとよい地域社会ができるのではないだろうか。